旅のお供、ラジオを新調する

dgr

2007年04月09日 23:58


大鹿村への行き帰りには飯田市を通るわけで、なんとなく暇つぶしに電気屋に入ってみたりする。
少し前から旅のお供に持っていくラジオを新調したいなぁ、などと思っていた。
いつもなら眺めるだけ眺めて、購入への踏ん切りがつかずにそのまま終わり...なのだが、旅に出ているときは違う。何だか気分が大きくなっているのかホイホイと衝動買いが多いような気がするが、これは気のせいなのだろうか?

店頭に吊るしてあった品から選んできたのがコレ。SONYのICF-M260という機種。コレを選択した理由はというと...

まずここで、管理人がラジオを選ぶ際に気にしているポイントを挙げてみる。

単三電池使用であること
ツーリングに持っていく他の電池使用機器を全て単三に統一しているため、単三電池以外を使用するラジオは選択肢から外している。
ツーリング中に電池が切れてしまった場合に電池を統一しておかないと不便なことが多い。ヘッドライトが単四だったため、一時期は単三電池と単四電池を併せて10本以上持っていたこともあった。
(まとめ買いすると安いんで、ついつい本数多目のものを買ってしまうのは貧乏性のなせる業であるが...)

シンセチューナー搭載の機種であること
手馴れた人ならアナログ式の方が使いやすいという話もあるが、スキルの無い管理人はシンセチューナー搭載の機種を勧めてみたりする。
AM(中波)放送を受信する場合、まず受信したい放送の周波数にダイアルを合わせる作業が必要だが、他にもラジオの向きを微調整する必要がある。
これはラジオ本体にAM放送用アンテナ(バーアンテナ)が内蔵されていて、アンテナの向きによって電波を拾いやすかったり拾いにくかったりするからだ。一般的にはアンテナの指向性と言われていて、ラジオの説明書にも「受信しにくい場合はラジオの向きを変えてみましょう」という類の説明が書かれている。
旅先で聞くのはAM放送である事が多い(FMは山の陰などで電波が届かないことが多い)。
さらにAM放送は夜だと遠くの放送局を拾ってしまうことが多く、場合によっては目的の周波数の放送と混信してしまうことがある。
アナログ式チューナーだと混信を避ける微妙なさじ加減、つまり周波数合わせとラジオの向きの調整の2つをやらなくてはいけないのが、シンセチューナーならラジオの向きだけを気にすればいいので、その点が楽になるのである。

スピーカー搭載であること
3つめのポイントは「スピーカー搭載」ということを挙げてみた。
人によっては重要視していないかもしれないが、イヤホンだけというのもちょっと寂しいという感じを管理人は持っている。
一人きりのキャンプ場ではラジオを聴きながら夕食の準備をしたり、酒を飲んだりしているわけで、その際にイヤホンであればコードが邪魔になるという話もある。
(また、人によっては動物避けの意味合いもあるようだ)
もちろん、ハイシーズンの人も一杯なキャンプ場でがんがんに鳴らすのはマナーとしてなっていないわけで、そのあたりは気をつける必要がある。

...とまあポイントをつらつらと挙げてみたが、今回これらを満たした品物を偶然にも見つけたわけである。
まだツーリングには使っていないが、今度のGWキャンプにて正式デビューの予定。
とりあえずのインプレとしては、長所:上の三点を満たしていること。短所はロッドアンテナが360度回転するタイプでは無いということと、電池の持ちが少々不安という事である。
これは実際にツーリングに持っていけば分かると思うので後日レポートしてみたい。

参考URL
ICF-M260はロングセラー&ハイコストパフォーマンスモデルとして人気があるようだ。今回のエントリは以下のURLも色々参考にしたので機会があればどうぞ...
ICF-M260の使用レポート(レビュー)
SONY"ICF-M260"  松下電器"RF-U150"比較
ICF-M260というラジオを買ってみる

あなたにおススメの記事
関連記事